電気自動車の12vバッテリーの充電と注意点とは

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リード

「電気自動車に12vバッテリーってあるみたいだけど、どんな役割を担っているの?」

このような疑問にお答えします。

電気自動車には走行するために必要な駆動用バッテリーと補器類用バッテリーの2種類があり、12vバッテリーは後者に該当。
12vバッテリーはエンジンやモーターを動かすためのパワーユニットを起動するために使われる特徴を持ちます。

今回は12vバッテリーの充電方法とバッテリーが上がってしまった時の対処方法について解説します。

12vバッテリーの充電方法は3つある

12vバッテリーの充電方法は、車を走らせること、カーバッテリー用の充電器を使用すること、業者に依頼する3つに分類されます。

車を走らせて充電する

12vバッテリーのメインとなる充電方法になります。
日常的に電気自動車を走行することで内蔵されている発電機が稼働し、12vバッテリーに充電が行われます。

ただし、走行時間が短い場合は十分な充電が行われない恐れがあるため、最低30分以上の走行が望ましいです。

カーバッテリー用の充電器を使用して充電する

日常的に電気自動車を走行する機会がない場合、充電器を使用して充電しましょう。

カーバッテリー用の充電器は市販されており、1,000円代〜数万円代で購入可能です。
懐事情や走行する機会などの要素を加味しながら、ご自身に見合った充電器を購入してください。

業者に依頼して充電する

走行中にバッテリーが上がってしまったりその際に充電器を携帯してない場合は、業者に依頼しましょう。

ご自身が加入されている保険会社のロードサービスを利用することによって業者に充電を依頼することができます。
まずバッテリーが上がってしまった場合は、保険会社に連絡し業者を手配してもらうようにしてください。

12vバッテリーの充電に注意すること

もし充電器を使用して12vバッテリーを充電する場合は、以下の点に注意してください。

バッテリーは必ず車から降ろすこと
バッテリーの充電時間を守ること
バッテリーのキャップを開けること

バッテリーは必ず車から降ろすこと

仮に過充電をしてしまった場合、バッテリー液が漏れたり水素ガスが飛び散る可能性があります。
それによって発火、爆発を起こす危険性があるため車から降ろして充電してください。

バッテリーの充電時間を守ること

過充電を引き起こさないためにも充電時間を守るようにしましょう。
適切な充電時間は、充電器購入時に付属する説明書に従ってください。

過充電した場合、先述した通りバッテリー液漏れなどが起因して発火や爆発の危険が伴います。

バッテリーのキャップを開けること

充電時に気泡が生まれるため、キャップを開けて充電をしてください。

キャップを閉めたまま充電すると、バッテリー内に空気が溜まって爆発する危険性があります。
事故を引き起こさないためにも、適切な方法で充電を行いましょう。

まとめ

電気自動車の12vバッテリーの充電について解説しました。

基本的には走行することで12vバッテリーが充電されるため、日頃から充電する機会があれば十分に充電可能です。
もし走行する機会が少なければ、充電器の利用も視野に入れてください。

また、充電時における注意点にも触れました。
正しく充電することによって発火や爆発などの事故を防げるため、適切な方法で充電を行いましょう。

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