【解説】電気自動車の規格、チャデモとは?その他の規格の特徴は?

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リード

「電気自動車の充電に使われているチャデモって何なの?」

この疑問について解説します。

電気自動車の充電プラグは、国によって規格が異なります。
例えば、スマホの充電器のタイプBやタイプCのようなイメージです。

電気自動車も規格が異なり、充電時に規格が合わないと充電できません。
今回は、規格の1つであるチャデモについてその特徴をみていきましょう。

チャデモは日本発の規格!国産車に使われている

結論、チャデモとは日本で作られた規格です。
日本国内で製造、販売されている電気自動車はチャデモが採用されていると考えてください。

また、国内にはチャデモを採用した充電スタンドは、7,700基存在しています。
そのため、出先で充電する場合、規格が合う・合わないの不安は、さほど大きくないものと思います。

他にはどんな規格があるの?

チャデモは日本で使用されている規格ですが、その他にも以下の規格が存在します。

CCS規格(コンボ)
GB/T規格
テスラ規格

それぞれの特徴について触れていきましょう。

CCS規格(コンボ)

欧州と北米で使われている規格です。
Combined Charging Systemの略で、通称コンボと呼ばれています。

コンボ規格は、急速充電の規格に最大350kWを使用しており、セキュリティにも強いことが特徴です。

コンボは、ユーザー情報を充電コネクタを介してユーザー認証が行われる仕組みになっていて、セキュリティを重視した設計になっています。
そのため、充電スタンドの使用には、ユーザー情報を事前に登録する必要があります。

GB/T規格

中国発の標準規格です。
チャデモとGB/Tは充電時に使用する電気の出力数に差があるものの、作りとしては類似しています。

また現在、日中共同開発の新規格チャオジの作成が進められています。

テスラ規格

テスラ社独自の規格です。
テスラ社の製造した電気自動車のみに使用可能で、日本国内では、2021年10月時点で37基存在しています。

30分ほどで80%ほど充電可能で、比較的短時間で充電可能です。

まとめ

チャデモとは、日本発の充電規格です。
国内で製造、販売されている電気自動車に使われています。

さらに、チャデモの充電スタンドは7700基存在していると言われているため、外出先の充電で規格を意識する必要はないと言えます。

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