リード
「電気自動車のことを調べていたらNCSって単語が出てきたけど何のこと?」
この疑問について解説します。
電気自動車の充電には、充電カードが必要です。
充電カードは発行元のカード会社に届出を出すことで発行されますが、現在多くの充電カードが存在しています。
そのうちの1つの会社がNCSです。
今回の記事では、NCSがどのように設立し、どのようなサービスを提供しているか、簡潔に解説していきます。
NCSとは、充電ネットワークを提供する合同会社のこと
NCSは、2014年の5月に結成された、充電ネットワークサービスを提供する合同会社です。
トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社、三菱自動車工業株式会社の自動車メーカー4社が出資して設立されました。
同社は、1枚の充電カードを電気自動車ユーザーへ提供。
NCSが管理しているすべての充電器を、いつでも利用できるサービスを実現しました。
しかし、NCSは2019年に解散を発表。
2021年4月に株式会社e-Mobility PowerがNCSの事業を継承しました。
NCS時代に発行した充電カードは現在も使用できる
NCS時代に発行したカードは、ePMへ継承された後も使用可能です。
カードのデザインは一新されるものの、料金体系は変わらずに充電することができます。
プランは急速充電プラン、普通充電プラン、急速・普通併用プランの3つが用意されています。
それぞれの初期費用は1,540円と統一ですが、月額の費用は異なるため、自信に見合ったプランを選択しましょう。
詳細は、以下のURLから確認できます。
まとめ
NCSとは、充電ネットワークサービスを提供する合同会社のことです。
1枚の充電カードを電気自動車ユーザへ提供し、いつでも利用できるサービスを実現しました。
ただし、現在同社は解散し、2021年4月から株式会社e-Mobility PowerがNCSの事業を継承しました。
NCS時代に発行した充電カードは、料金体系が変わらず、そのまま使用できます。