リード
「電気自動車の充電には、どのくらいのワット数の電気が使われるの?」
「充電スタンドの設置を考えているけど、使われる消費電力は極力押さえたい。」
このような疑問や悩みについて解説します。
電気自動車の普及が進み、併せて自宅に充電スタンドを設置する人も増えてきています。
今はガソリン車をしようしているものの、ゆくゆくは電気自動車への乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし、電気自動車の充電には多くの電気を使用します。
消費する電気を把握しなければ、電気の使いすぎで頻繁にブレーカーが落ちてしまいます。
今回の記事では、充電時に使われるワット数や、電気プランの見直しについて触れていくので、参考にしてみてください。
電気自動車の充電時に使用するワット数は3.2kw
電気自動車の充電は、普通充電と急速充電に分かれます。
今回は、自宅に充電スタンドを設置するケースで解説しますので、普通充電を前提とします。
普通充電に使われるワット数は、一般的には3.2kw(200v×15A)です。
この数字は、1つの物に対して、多くの電力を消費していることになります。
つまり、もし家庭内で多くの家電をしようしている場合、ブレーカーが落ちる可能性があります。
このような事態を防ぐために求められる対応が、電気プランの更新です。
充電スタンドの設置を検討しているなら、電気プランを更新しよう
一般家庭の電気プランは10A、15A、20A、30A、40A、50A、60A、60A以上の中から選べます。
そして、平均値はおよそ34.88A使われていると結果が出ています。
(引用元:https://www.tepco.co.jp/corporateinfo/illustrated/power-demand/residential-customer-j.html)
仮に、あなたの家が40Aで契約している場合、一度に使用できる電気は4kW(4000w)です。
例えば、以下のように家電を使っていると、すでに3000ワット使っていることになります。
電子レンジ:500kw
エアコン2台:13kw
ドライヤー:12kw
上記に加えて、電気自動車を充電するシチュエーションがある場合、ブレーカーが落ちてしまいます。
つまり、ブレーカーを落とさないためにも、現在の電気プランからプラス30Aの契約内容で更新することがベストです。
まとめ
普通充電の場合、3.2kwの電気が使われます。
もし、普段から家電を多く使用している家庭環境であれば、ブレーカーが落ちる可能性は高いでしょう。
充電スタンドの設置を検討されている場合、現在の電気プランを更新することをおすすめします。