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「電気自動車の充電は200vを選べば良いの?」
この疑問について解説します。
電気自動車の充電について調べると100vまたは200vのキーワードが出るはずです。
なんとなく数字の大きい200vを選べば無難なような、そんな印象を持った方もいるのではないでしょうか。
今回の記事は、電気自動車の充電は200vを選べば良いのか。
そして、その理由について解説します。
電気自動車の充電は200vがメイン
電気自動車の充電は200vがメインです。
そもそも電気自動車は100vまたは200vのどちらかの電圧を使用して充電します。
さらに充電方法も2種類に分かれ、普通充電と急速充電に分類されます。
普通充電と急速充電の違いは、一言で言うと使われる電気の量です。
普通充電は単相交流と呼ばれる電気を使い、100vまたは200vのいずれかで充電します。
一方、急速充電は三相交流の電気を使用し、200vで充電しています。
三相交流を使う急速充電は、30分でおおよそ80%の充電が可能です。
自宅の充電環境は普通充電が基本
自宅に充電環境を設置する場合は、普通充電が基本です。
自宅における充電も200vがメインであることに変わりはありません。
もちろん100vでも充電可能ですが、充電時間に大きく差が開きます。
具体的には100vは15時間ほど、200vは8時間ほどでフル充電が可能です。その差はほぼ2倍です。
工事費も100vと200vで差はないため、特別な事情がない限り200vの充電環境を用意することをオススメします。
まとめ
電気自動車の充電は、200vがメインで使用されます。
その理由は充電時間の差にあります。
100vは15時間ほど、200vは8時間ほどでフル充電が可能です。その差はほぼ2倍です。
これは自宅での充電でも、出先の充電においても同じことです。
もし自宅に充電環境の整備を検討している場合、制約事項がない限りは、200vで工事すると良いでしょう。