リード
「電気自動車の充電にかかる時間と費用の計算方法を知りたい。」
このような疑問について解説します。
電気自動車の充電タイプは、普通充電と急速充電の2種類です。
どちらの種類で充電するかによって、時間と料金は変動します。
車の所有には切り離せない維持費。
そのうちの1つ、充電の費用について、計算方法を把握しましょう。
また、充電時間の計算方法を知ることで、自宅や出先での充電を計画的に行えます。
ぜひこの機会に抑えておきましょう。
充電時間の考え方
結論から伝えると、充電時間の計算方法は以下の通りです。
充電時間=充電量÷充電器の出力
前提として、充電時間は充電量によって変動します。
ここまで抑え、普通充電と急速充電にかかる充電時間を計算してみましょう。
普通充電の場合の充電時間
以下の数字を当てはめて計算します。
バッテリー容量:30kWh
バッテリー残量:10%(3kWh)
充電器の出力:3.2kW
(30-3)÷3.2=約8.4
充電完了には、およそ8時間30分弱かかる計算になります。
急速充電の場合の充電時間
続いて、充電器の出力を50kWにした場合で計算します。
(30-3)÷50=約0.54
およそ30分ほどで充電完了になる計算になります。
料金の考え方
前提として、充電にかかる料金は発行した充電カードによって異なります。
今回の例では、e-Mobility Powerさんを使用した場合で計算してみましょう。
(引用元:https://www.e-mobipower.co.jp/user/overview/)
普通充電の場合の料金
普通充電は、2.75円/分で充電可能です。
先ほどの8時間30分で充電した場合の計算は以下の通り。
8時間30分=510分
510×2.75=約1402円
急速充電の場合の料金
急速充電は、16.50円/分で充電可能です。
30分で充電した場合の計算は以下になります。
30×16.50=495円
まとめ
ざっくりとまとめると以下の通りです。
- 普通充電と急速充電では、充電にかかる時間と費用が変動する。
- 充電カードの発行元によって、分単位の充電費用が異なる。
充電に必要な時間と費用の計算に役立てば幸いです。