リード
「電圧って電気自動車の受電にどう関係しているの?」
この疑問について解説します。
電気自動車は文字通り電気を源にすることで走行が可能です。
電気自動車を走らすには、充電する必要があるのですが、電圧は充電に大きく関係します。
今回の記事では、電圧とは何か。
電圧が大きいまたは小さいことによって何が変わるかについて解説します。
電圧とは
電圧とは、電流(電気)を押し出す圧力のことで電気を作る力と言えます。
電圧によって電流が押し出され、電流の受け取り側、今回で言うと電気自動車に充電が行われます。
電圧が高いほど送られる電流の量が増えるため、充電時間が短縮されると考えて良いでしょう。
電圧が高いほど充電時間は短くなる
電気自動車には普通充電と急速充電の2種類に大別されます。
普通充電によるフル充電に要する充電時間は5〜16時間ほどです。
充電時間に差が生まれるのは、100vまたは200vどちらかの電圧で充電するかで変動します。
一方で急速充電は30分ほどで約80%の充電が完了します。
両者に充電時間が生まれる理由は、電圧の量によるものです。
普通充電は自宅にも設置でき、工事費用を含めて20万前後で設置可能です。
急速充電は工場や商業施設など、多くの電気を必要とする場所に用いられるため、その分電圧の量が求められます。
このように、電圧が高いほど充電時間は短くなります。
また、電気を扱う場所によって、必要な電圧も変わると言って良いでしょう。
まとめ
電気自動車の充電は電圧が高いほど充電時間が短くなります。
自宅や宿泊施設など、滞在時間が長い場所には比較的電圧の少ない普通充電が。
コンビニやディーラーなど滞在時間が短い場所には急速充電が設置されています。
電圧によって充電時間が変動することを理解し、計画的に電気自動車の充電を行いましょう。